2020.06.26

気になる“ムダ毛”!お肌にやさしい処理方法を教えて!

装いも軽やかになって、すっかり夏らしい季節になりました。

薄着の時期になると気になるのは、ムダ毛問題ではないでしょうか?
脚や腕、ワキなど、「処理が甘かった…」なんてことがないように、念入りにお手入れしたくなりますよね。

しかし、このムダ毛処理によって、かゆみや赤み、ニキビなど肌トラブルに悩まされる方が少なくありません。
ムダ毛処理がお肌に与える影響を知って、正しく処理方法を選びケアできるようにしたいですね。

今回は、主に「抜く」「溶かす」「剃る」の3通りのタイプでムダ毛処理&ケア方法をご紹介いたします。

「抜く」

脱毛器(電動毛抜き)、ピンセット、脱毛ワックス、脱毛テープなどが「抜く」タイプになります。
毛を毛根から取り除くことができる上に、比較的手軽な方法ではありますね。

しかし、これらは毛穴に大きなダメージを与えて、毛根や角質層を傷つけてしまう恐れが…。
もし、どうしても毛抜きが良いという場合は、お肌のコンディションが良いときに、部位に合わせた脱毛器(電動毛抜き)のヘッドで行いましょう。
また、お肌を温めると毛穴が開き、脱毛がスムーズになります。

「溶かす」

除毛クリームなどでムダ毛を「溶かす」処理。これは薬品で毛を溶かすため、お肌へのダメージが心配です。
お肌の弱い方や敏感肌の方にはおすすめできません。もし使用する場合は、敏感肌用の製品を選び、パッチテストを行ってから使用しましょう。

「剃る」

カミソリや電動シェーバーで「剃る」処理。この処理方法が一番メジャーかもしれませんね。
お風呂場などでぱぱっと済ませる…という方も多いかと思いますが、いくつか注意が必要です。

・お肌とカミソリが清潔な状態で行う
カミソリはお風呂場に放置せず、使用後はしっかり洗って完全に乾かし、湿気の少ない場所で保管しましょう。

・シェービング用のクリームやジェルを使う
ボディソープの泡で剃る方が多いのですが、これはNG。ボディソープは汚れや皮脂を洗い流すため、カミソリの刃からお肌を保護するはたらきは持っていません。

・同じ場所を何度も剃らない
お肌を傷つけるだけでなく、色素沈着の原因にもなります。

光脱毛器(光美容器)のお肌への影響は…?

最近は、家庭でエステのように行える「光脱毛器(光美容器)」も人気ですね。
「お肌に悪くない?」と心配な方も多いかと思いますが、ボディ用、顔用、Vライン用それぞれのカートリッジを正しく使っていれば、お肌に影響が出ない程度の光の強さです。

IPLというフラッシュタイプのものは広範囲に使用でき、剃ったり抜いたりするよりも刺激が少なくお肌にやさしいのでおすすめです。何より、ニキビやニキビ跡があっても基本的には使用可能。

ちょっとお高めですが、検討する価値はありますよ!
※必ず製品の使用方法に従って使ってくださいね。

ムダ毛処理の後は…

ムダ毛処理の方法はいくつかありますが、すべてに共通しているのは使用後にしっかりと保湿ケアをすること。また、処理直後は日焼けしないように気を付けましょう。

スベスベのお肌で、夏を満喫できますように!

この記事を書いたのは
株式会社ピカイチ
コスメコンシェルジュ
飯野あゆみ
株式会社ピカイチ<br>コスメコンシェルジュ<br>飯野あゆみ

今まで1000名以上のお客様にアドバイスしてきた実績をもとに、多くのスキンケア商品を企画・開発。美容部員、エステティシャン、スポーツインストラクターなどの経験をもつ、お客様の美容と健康に向き合うスペシャリスト。趣味は空手、スノーボード、釣り、読書。

いい油と悪い油のおはなし
今こそ!バランスの良い食事のおはなし