2021.02.09

3月はお肌の危機!?今スグやるべき!はじめるべき!スキンケア3か条

だんだんと暖かい陽気の日も増え、春の訪れを感じています。
長かった冬が終わり、芽吹きの季節になりますね。新しい季節を新しい気持ちで迎えるために、今回は今やるべき、はじめるべきスキンケアをご紹介します。一緒にお肌の春仕度をはじめましょう♪

実は、この時期のお肌はとても敏感になっています。春の陽気を感じたかと思いきや、翌日にはグッと気温が冬に逆戻り…と、激しい寒暖差で身体やお肌への負担は大きいのです。血行不良から身体はむくんだり、お肌はバリア機能が低下し、ニキビなどの肌トラブルを招きがちです。
また、花粉や黄砂が飛び始めるのも今くらいから。今年は特に花粉飛散量が多いと予想されており、注意が必要です。花粉によるトラブルは花粉症皮膚炎と言い、カサつき(乾燥)、湿疹、発赤などの症状が現れます。

そして、地域によって異なりますが急激に紫外線の量が増えてくるため、紫外線対策も本格的に始める必要もあります!

◆第1条:洗顔

この季節の洗顔は、花粉、黄砂、埃、ダニなどをしっかり洗い流すために重要です。ポイントは、汚れはしっかり落としながら、潤いはキープすること。そのために、とにかくやさしく丁寧に行いましょう。お肌への摩擦に気をつけて、たっぷりの泡で転がすように洗います。

「潤いをキープする」と言うと、朝の洗顔に洗顔料を使わない方がいらっしゃいます。しかし、水やお湯だけでの洗顔は、不要な皮脂や汚れを落とすことができません。落としきれない汚れはお肌の酸化や毛穴トラブルの原因になるため、朝でも夜でも洗顔料は使ってくださいね。

◆第2条:保湿

いつも繰り返しお伝えしている通り、保湿はスキンケアの基本中の基本です。お肌の潤い不足がすべての肌トラブルの根源と言っても過言ではありません。冬の間は保湿に力を入れていても、暖かくなることでだんだんと気を抜いてしまう方は少なくないようです。

まずは化粧水の使用量を定期的に再確認しましょう。使用量が少ないと思ったような効果が得られないばかりか、お肌に摩擦をかけてしまい、逆に肌トラブルの原因となってしまいます。だいたい500円玉サイズを目安に、2,3回重ねてしっかりお肌に浸透していることを感じましょう。

◆第3条:紫外線対策

急激に紫外線の量が増えると言っても、この時期はまだピーク時に比べると少ないため、SPF値の低いもので大丈夫です。必要以上にSPF値が高いものはお肌の負担にもなるので注意しましょう。
通常の外出ならSPF30前後まで、PA++以下で十分。日焼け止め効果のある化粧下地やファンデーションを活用しても良いですね。紫外線を防ぐだけでなく、花粉や埃からお肌を守るためにも忘れずに対策しましょう。

おまけ

外側のスキンケアだけでなく、内側からのケアも大切です。春を感じる食材を取り入れて、美味しく美肌ケアをしてみませんか?

◯グリーンアスパラ・・・抗酸化作用を持つビタミンEが豊富。お肌のターンオーバー促進に効果的。
◯菜の花・・・ビタミンとミネラルが豊富。特にビタミンCが多く含まれ、シミや肌荒れに効果的。
◯春キャベツ…ビタミンUが豊富で胃の働きや粘膜を正常に保ってくれます。ビタミンCも含まれ、美肌効果に期待!

この記事を書いたのは
株式会社ピカイチ
コスメコンシェルジュ
飯野あゆみ
株式会社ピカイチ<br>コスメコンシェルジュ<br>飯野あゆみ

今まで1000名以上のお客様にアドバイスしてきた実績をもとに、多くのスキンケア商品を企画・開発。美容部員、エステティシャン、スポーツインストラクターなどの経験をもつ、お客様の美容と健康に向き合うスペシャリスト。趣味は空手、スノーボード、釣り、読書。

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