お肌の冬支度をはじめるなら今!乾燥に負けない肌づくりとは?
朝の冷え込みや紅葉の色づきに秋の深まりを感じます。
10月~11月にかけては、気温と湿度が一気に低下し、ふと触れた指先からお肌の乾燥を感じてしまう瞬間があるのではないでしょうか。
これからの本格的な乾燥シーズンに備えて今こそスキンケアを徹底し、乾燥に負けない肌づくりをしていきましょう。
11月の気温と湿度
お住まいの地域によって異なりますが、東京都の平年値で見てきましょう。
●11月の気温:10.8~14.4℃
●11月の湿度:65%前後
11月は冬の肌環境の分岐点です。 気温と皮脂の分泌量は比例し、これから先はお肌の油分がどんどん減り続け、油分が減っていくとお肌の水分の蒸散量が上昇し、お肌は乾燥まっしぐらとなります。乾燥への分岐点であるこの季節をどうお肌と向き合うかでこれから先のお肌が変わってきます。
乾燥のサイン(顔・身体)
お肌の乾燥が進むと、カサカサ・ザラザラだけでは止まらず、ちょっとした刺激でもピリピリとした刺激感やかゆみや赤み、湿疹などの症状がでることも。
そうした症状が起こる前にお肌のサインを見逃さないことが大切です。
●顔:洗顔後に目元・口元がカサついたり、メイクのノリが悪くなったり、お肌のくすみを感じます。
●身体:入浴後、特に皮脂分泌の少ない、すね、膝、ひじ、足の裏などの部位がカサカサしてきます。素足でフローリングを歩くと滑りやすくなってきたら乾燥のサインです。
今やるべきケア(内側・外側)
洗顔後、最初に顔につける化粧水は保湿のために大切なアイテムです。
洗顔は汚れとともに皮脂も落としてしまうため、できるだけすぐに化粧水を付けましょう。
少量を手のひらに広げ、顔の内側から外側へと優しく手でプッシュしながらつけていきます。
数回にわけてつけることがポイントです。そして必ずクリームで蓋をすることを忘れずに!
乾燥対策には食事も大切な要素。ビタミン類はお肌のために必要ですが、なかでもビタミンCやビタミンEが不足すると、お肌の代謝が落ちて乾燥が進むので積極的に摂って行きましょう。
さあ、本格的な乾燥シーズンに備えて今日からケアを始めていきましょう!
コスメコンシェルジュ
飯野あゆみ
今まで1000名以上のお客様にアドバイスしてきた実績をもとに、多くのスキンケア商品を企画・開発。美容部員、エステティシャン、スポーツインストラクターなどの経験をもつ、お客様の美容と健康に向き合うスペシャリスト。趣味は空手、スノーボード、釣り、読書。