2017.09.06

ニキビは遺伝する?

ニキビ肌は遺伝のせい?

みなさんは、
「ニキビができるのは遺伝でしょ?」
「若いときはニキビがたくさんできたのよね~ってお母さんが言っていた(泣)」
なんて、ニキビ肌は遺伝のせい、とあきらめてはいませんか?

確かに、ニキビが多発する肌質、体質というものは存在しており、特に注意するべき要素は3つあります。
まず、毛穴が小さいために角栓が詰まりやすいこと、次に代謝機能が低いために肌のターンオーバーが活発でないこと、そして皮脂分泌量が多くニキビの悪化を招きやすいこと。
これらの条件に合致している方は、ニキビが出来やすい体質であると考えられます。
この特徴は先天的に遺伝で決まる要素も強く、その意味では“ニキビは遺伝する”という考え方は間違いではありません。

顔立ちや皮膚の色などが遺伝するように、お肌のキメの細かさ、厚さや薄さ、毛穴の大きさ、シミのできやすさというのは親から子へ遺伝します。
しかし、すべてが遺伝してくわけではなく、スキンケアで予防や改善は十分にできるのです。
だから、遺伝だとか体質だとかで諦める必要はありません!

遺伝よりも気にしなければいけないのは…

ここで重要になるのが、普段のスキンケアです。
なぜ、ニキビができやすいのかを見極めるところが大切で、毛穴の大きさが小さいのであれば、毛穴を詰まらせないようなケアが必要になりますし、皮脂分泌量が多い体質であれば、過剰な皮脂分泌を抑えるケアが必要になります。
このように自分の肌質にあった商品で普段のケアをしっかりしていくことで、もともと持っている肌の良いところを伸ばし、そうでないところを予防、対策ができるのがスキンケアだと私は思っています。

だから遺伝なんだとあきらめないで!肌質は変えることができますよ。
一日一日のケアを大切に、美しい素肌を育てていきましょう。

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