2019.11.01

ニキビを繰り返す理由

「洗顔の洗い残しもないし、ニキビに触ってもいないのに、顎にだけニキビができ、消えても新たなニキビができます…」

「ニキビは頬の同じところに何度もできます。ニキビ跡は赤みがずっと残っている状態です。どうすればいいでしょうか?」

最近、このようなお問い合わせをたくさんいただきます。ニキビを繰り返す場合、部位によって原因が変わってきます。

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しかし生活習慣もきちんとしているし、食事にも気を付けているし、特に原因として思い当たることがない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そのような方に参考になればと思い、ニキビが連鎖する原因について今日はお話してみたいと思います。

なぜニキビは繰り返す?

ニキビができると、 炎症を起こした部分やその周辺に酸化した脂質「過酸化脂質」というものがたくさん集まります。
過酸化脂質とは、活性酸素と脂質(皮脂)が合わさったもので、これらが集まると、お肌にニキビができやすい環境になるのです。そうすると、ニキビ周辺の皮膚までも炎症が起きやすく、新たなニキビができやすくなります。

また、赤ニキビができると腫れますよね。そうすると腫れている部分の近くにある毛穴も圧迫されてしまいますので、正常な毛穴でも入り口が狭くなり、皮脂がたまってしまいます。
腫れている部分は活性酸素が集まっているので、皮脂がたまった毛穴も炎症を起こしやすくなり、ニキビが連鎖してしまう原因のひとつなのです。

こういったニキビ連鎖を予防していくには、お肌に優しいピーリングを行い、古い角質と汚れを落としてあげる事がおすすめです。
ただ、ニキビ連鎖を繰り返している場合は、皮膚科でお薬を処方してもらい治療していく事が効果的な場合もありますので、繰り返しニキビが改善しない場合はお医者様の力をかりましょう。

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活性酸素を大量発生させないために

活性酸素は、体の免疫機能や感染防御などの重要な役割を果たしています。
しかし、大量に発生してしまうとバランスが崩れ、体に良くないことが起きてしまいます。

・ストレス
・乱れた食生活
・喫煙
・紫外線
・ブルーライト
・大気汚染

このようなものに触れたり取り入れたりすると、活性酸素が大量に発生しやすくなります。

秋になり、夏に比べて紫外線量は減ってきていますが、日中はお肌にとって必要以上に紫外線に当たらないように気をつけ、スマホやパソコンを使用する方はブルーライト対策をしっかりするようにしましょう。

また、ストレスを溜めないようにリフレッシュする時間を意識的に作ったり、バランスを考えて食事をすることもとても大切です。喫煙をしている方はお酒は控え、まずは本数を減らすことができると良いですね。

日ごろからバランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠をとるよう心掛け、スキンケアをしてニキビを予防し、健やかなお肌作りをしていきましょう。

この記事を書いたのは
スキンケアアドバイザー
内山星子
スキンケアアドバイザー<br>内山星子

元エステティシャンの知識と経験を活かし、お肌のお悩みにきめ細かくおこたえする美容のプロ。趣味はアウトドア。

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