2021.04.15

スキンケアの基本は洗顔から!今こそ見直す洗顔法

春は花粉に黄砂、紫外線量の増加など、お肌にとって刺激の多い時期。外的刺激に負けないためには、丁寧な基本のケアが大切です。基本のケアと言うと、洗顔、化粧水、保湿クリームの3ステップを思い浮かべるかと思います。では、その中でもまず重要なのはどれかご存知ですか?

実は、基本のケアの中でもさらに基本となるのが「洗顔」なのです!洗顔でしっかり皮脂や汚れを落とすことができなければ、化粧水の浸透を妨げたり、肌トラブルの原因となります。逆に過剰な洗顔では、お肌に必要な潤いを奪ってしまいます。

つまり、洗顔を正しく行えるか否かで、その後の化粧水や保湿クリームの効果を左右することにもなるのです!化粧水や保湿クリームにはこだわっても、洗顔料には無頓着…という方が少なくありません。今回は、基本の基本である「正しい洗顔」について解説していきます。

洗顔の目的と洗顔料の選び方

洗顔の目的は、余分な角質や皮脂、そしてホコリや汚れ、雑菌を落とすこと。この落とすときに注意しなければならないのが、「お肌への刺激を最低限にすること」です。そのために、潤いを守りながら汚れを落とせる洗顔料を選びましょう。
毎日使用する洗顔料は、使い勝手の良いものを選びたいですよね。その上で汚れがきちんと落ちているか、お肌がつっぱらないか、ベタつきが残っていないかをしっかりと確認します。

洗顔料には固形石鹸タイプ、泡タイプ、クリームタイプ、パウダータイプとさまざまな種類がありますが、お肌が敏感になっているときは、濃厚でクリーミーな泡が作れ、保湿成分がたっぷり配合されており、なおかつ洗顔後にお肌が乾かないものを選びましょう。
泡タイプの洗顔料はもともと水分が多く界面活性剤を多く含んでいるため、刺激が強めです。また、パウダータイプの洗顔料はピーリング効果があるため毎日使いにはオススメできません。

自分のお肌に合わない洗顔料は、肌トラブルの原因にもなってしまいます。スキンケアの基本である洗顔料こそ、しっかり選んでくださいね!

正しい洗顔方法(一般的なクリームタイプ)

1.ぬるま湯で顔を軽く洗いながす。

2.洗顔料を適量手のひらに取り、少量のぬるま湯を加えて空気を含ませながら泡立てる。
※きめ細やかでふっくらとした弾力のある泡を作りましょう。

3.顔全体にたっぷり泡をのせて広げ、泡を転がすように汚れを泡に吸着させる。
※小鼻や眉間などの細かい部分は、指先で小さく泡を転がします。毛穴の小さな顎も丁寧に。

4.少し冷たいと感じるくらいのぬるま湯で顔の内から外に向かって洗い流す。
※生え際やあごの下、フェイスラインもしっかりと丁寧に洗い流しましょう。手を縦や横に使うと洗い残しが防げます。

5.清潔なタオルで顔を押さえるように優しく水気を拭きとる。ゴシゴシは厳禁!

泡立てネットで簡単にたっぷりもっちり泡!

1.泡立てネットを軽く水でぬらし、洗顔料と一緒にネットを丸めるように空気を含ませる。

2.泡が立ったらさらに少量の水を加え空気を含ませるように泡立てていく。

3.ふわふわの泡ができたらネットをしごき、手のひらに泡を乗せてやさしく洗顔する。

4.使用後の泡立てネットはよくすすぎ完全に乾かしましょう。

洗顔で美肌をつくる

洗顔で大切なのは、お肌への刺激を最低限に抑えること。そのために、泡立てとすすぎが重要となります。しっかりコツを掴んで正しい洗顔を実践してくださいね。

正しい洗顔はターンオーバーを正常にしたり、次に使うアイテムの浸透力を上げたりとさまざまなうれしい効果をもたらします。今の肌悩みは、洗顔で解決するかもしれませんよ!

この記事を書いたのは
株式会社ピカイチ
コスメコンシェルジュ
飯野あゆみ
株式会社ピカイチ<br>コスメコンシェルジュ<br>飯野あゆみ

今まで1000名以上のお客様にアドバイスしてきた実績をもとに、多くのスキンケア商品を企画・開発。美容部員、エステティシャン、スポーツインストラクターなどの経験をもつ、お客様の美容と健康に向き合うスペシャリスト。趣味は空手、スノーボード、釣り、読書。

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