2020.04.27

うっかり日焼けに要注意!今すぐはじめる紫外線対策

だんだんと気温も上がり、日差しが眩しい季節になってきましたね。
「5月の紫外線量は真夏と同等」とも言われているため、今から本格的な紫外線対策が必須。

最近はお家で過ごす時間も長いかと思いますが、屋内だからと油断してはいけません。
今回は紫外線がお肌にもたらす影響、正しい対策法を詳しく解説していきます!

紫外線はニキビやニキビ跡の原因!

紫外線がお肌に当たると、表皮は乾燥し角質が厚く硬くなります。(角質肥厚と呼びます)
その余分な角質が毛穴をふさぎ、さらに紫外線を浴びて酸化した皮脂が毛穴を刺激することでニキビが発生。加えて、紫外線はニキビの炎症を促し、症状を悪化させてしまいます。

紫外線はニキビ跡にも深刻な影響を与えます。ニキビ跡に紫外線が当たることで乾燥が進み、バリア機能が低下して代謝がスムーズに行われず、メラニン色素を含んだ余分な角質が停滞。
その結果、色素沈着を起こしたニキビ跡としてしつこく残ってしまうのです。

お肌の老化の原因は80%が紫外線だった…!

紫外線はニキビやニキビ跡を悪化させるだけでなく、ザラつき、ゴワつきといった肌荒れや、シワやたるみ、かぶれなどあらゆる肌トラブルの原因に。
イギリス医学雑誌”The New England Journal of Medicine”では、紫外線による肌ダメージの深さが報告されています。写真は25年間トラックの運転手をしていた男性のお顔。

お顔の左側だけがガラス越しで直射日光に当たり続け、紫外線のダメージを受けています。

紫外線が当たった側と当たっていない側で、これだけの差が出てしまうのです。お肌の老化原因の80%が紫外線による「光老化」と言われるように、紫外線ダメージの深刻さがわかりますね…。

紫外線対策は組み合わせが大切!

紫外線対策と言うと、強いUV効果のある日焼け止めがメジャーですね。
しかし、効果の高い日焼け止めはお肌の負担になったり、どうしても塗りムラがあったり、何度も塗り直さないと効果がなかったり…と、そればかりに頼ることはオススメしません。

お肌のことを考えると、いろいろな方法を組み合わせて対策するのが賢い方法。
大きく5つのポイントを意識すると良いでしょう。

日焼け止め選びのコツ

お肌に影響を及ぼす紫外線は2種類あり、シワ、たるみの原因になるUV-A波は「SPF」。 シミ・ソバカス、お肌のゴワゴワの原因になるUV-B波は「PA」と表記されています。

この数値は、大きければ大きいほど良いわけではありません。普段、あまり日光に当たらない場合はSPF50のように強いものを選ぶのではなく、 SPF15~35のものを選ぶのがオススメ。

SPFが大きくなればなるほどお肌への負担も大きくなるため、通勤やちょっとコンビニに行くくらいならSPF30くらいまでで十分です。野外でスポーツやイベントなどを楽しむ場合は、SPF50のものでお肌を守りましょう。

ニキビにお悩みの方も、上記のように使い分けてOK !ただし使用してかゆみが出たりヒリヒリするようなことがあれば、それは刺激になっているサイン。子供用や敏感肌用のものを使うことをオススメします。

この記事を書いたのは
株式会社ピカイチ
コスメコンシェルジュ
飯野あゆみ
株式会社ピカイチ<br>コスメコンシェルジュ<br>飯野あゆみ

今まで1000名以上のお客様にアドバイスしてきた実績をもとに、多くのスキンケア商品を企画・開発。美容部員、エステティシャン、スポーツインストラクターなどの経験をもつ、お客様の美容と健康に向き合うスペシャリスト。趣味は空手、スノーボード、釣り、読書。

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