2020.12.09

年末年始の乱れは“内側”と“外側”から見直して!身体もお肌も良い一年のスタートを!

年末年始の暴飲暴食や夜ふかし、長期休暇での運動不足や生活リズムの乱れ、外と屋内の寒暖差…などなど、1月はお肌も身体もコンディションが崩れがちです。

そんなときは、“内側”と“外側”のケアを今一度見直すことが大切。

心も身体もスッキリと良い一年のスタートを切れるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

内側ケア

「お肌は内臓の鏡」と言うように、胃腸のトラブルが肌荒れを引き起こしていることが少なくありません。特に年末年始は食事の乱れと運動不足が重なり、胃腸も特に弱りやすい時期。

ここでご紹介したいのが、「お粥」です。特にお正月が落ち着いた頃に食べられる「七草粥」は、日本の風習として誰もが聞いたことがあると思います。七草粥には、その名の通り7種の野草、野菜が入っており、健胃効果・食欲増進・利尿作用・二日酔い解消・解熱・咳止め・肝臓回復効果・そばかす予防・心の安定…など、さまざまな効果が期待されています。

七草粥とまでいかなくても、疲れた胃腸にお粥はオススメ。消化が良く、水分をゆっくり身体に取り込みながら、内側から温まることができます。副菜を少し足してあげるだけで、栄養もばっちりです。

暴飲暴食気味で荒れた胃腸には、日本の良き風習を取り入れてリセットしてみましょう。

外側ケア

長期休みや、お家にいる時間が長くなると、「お肌のためにノーメイク!」という方は少なくないのではないでしょうか?しかし、一見お肌に良さそうに思える「メイクをしない」ことで起こるトラブルもあるのです。

実は、ファンデーションなどのベースメイクは、暖房による皮膚の水分量を保持する“ベール”の役割も担っています。年末年始は、一年のうちで最もお肌が乾燥する時期と言っても過言ではありません。外気の乾燥はもちろんのこと、暖房の効いている室内はお肌の乾燥リスクが高くなります。

つまり、休みが続きベースメイクをしない日が多くなると、お肌はどんどん乾燥してしまい、ニキビなどの肌トラブルの原因になる…ということ。

この季節は、お肌が乾燥しないように水分も油分もこまめに補給しなければなりません。加湿器などを使ったり、化粧品だけでなく乾燥しにくい環境作りも大切です。そして、やはり基本のケアを丁寧に行うことを心がけましょう。

洗顔(落とす)→化粧水(補う)→クリーム(守る)

「落として補う」までは良いのですが、「守る」の工程は特に意識してみてください。

新年、新たな気持ちでスキンケアをがんばっていきましょう!

この記事を書いたのは
株式会社ピカイチ
コスメコンシェルジュ
飯野あゆみ
株式会社ピカイチ<br>コスメコンシェルジュ<br>飯野あゆみ

今まで1000名以上のお客様にアドバイスしてきた実績をもとに、多くのスキンケア商品を企画・開発。美容部員、エステティシャン、スポーツインストラクターなどの経験をもつ、お客様の美容と健康に向き合うスペシャリスト。趣味は空手、スノーボード、釣り、読書。

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