ニキビができる人、できない人の違いは?

更新日:2021年5月30日
不潔にしているから、ニキビができる?
「不潔にしているからニキビができる、と思われていることがツラいです」
お客様からそんなお声を寄せられることが珍しくありません。
ニキビができるのは、本当に“不潔にしている”からなのでしょうか?
もちろん、そうではありません。
むしろ、ニキビに悩んでいる人の方が、洗顔を一生懸命にしたり、毎日スキンケアを欠かさなかったりと、スキンケアに気を遣っていることが多いのです。
ニキビができる人、できない人の違いは?
ニキビとは、医学的には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざしょう)」という名前があり、立派な皮膚疾患の一種です。
皮脂が毛穴からスムーズに排出されず毛穴が詰まった状態や、そこから炎症を起こして膿が溜まってしまった状態のことを言います。
また、ニキビと一口で言っても、状態によってそれぞれ「赤ニキビ」「白ニキビ」「黄ニキビ」「黒ニキビ」など、違う名前で呼ばれることもありますね。このニキビの炎症を引き起こすのが、みなさんもよくご存知の「アクネ菌」です。
しかし、ニキビができる人のお肌にだけ、「アクネ菌」が住み着いているわけではありません。実は、ニキビと全く無縁の人にも同じように、みんな「アクネ菌」 を持っているのです!
では、なぜニキビができる人、できない人がいるのでしょうか?その違いは?
その答えは、ニキビができる根本原因にあります。
ニキビができる原因…それは、「毛穴を詰まらせること」。
アクネ菌は私たちのお肌に存在していますが、皮脂が大好きで酸素を嫌います。
そのため、毛穴に詰まった皮脂は格好のごちそう!皮脂を栄養にどんどん増殖していってしまう…これが、炎症を起こしたニキビです。
逆に言えば、「皮脂分泌が多くても、スムーズに毛穴から排出されていれば、ニキビはできない」ということでもあります。
そう、つまりは毛穴を詰まらせないことが、一番大切なのです。
適切なスキンケアと化粧品選びで、キレイな毛穴を保ちましょう。