心とお肌はつながっている?ストレスとお肌の関係
街の装飾がキラキラと輝いて、道行く人はなんだかそわそわしている…今年もそんな季節がやってきました。
これから年末まで、きっと楽しくも忙しい日々が続くかと思います。
「師が走り回るほど忙しい」、“師走”と言われる12月。そんなときに気をつけたいのが、知らず知らずのうちに『心の疲れ=ストレス』を溜めていること。
ストレスは、想像するよりはるかに密接にお肌の状態に関わっています。
そこで今回は、ストレスとお肌の関係を詳しくご紹介!
今年のラストスパートを、お肌も心も健やかに過ごせるよう、参考にしてみてくださいね。
ストレスがお肌に与える影響
・血管を収縮させ、血行が悪くなることでお肌自体の機能が弱くなる(乾燥や敏感肌、肌荒れ)
・男性ホルモンが増加し、皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まり(ニキビ)
・ターンオーバーが正常に行われず、バリア機能が低下する(乾燥や敏感肌、肌荒れ)
・メラニンの増加や促進(シミ)
どれもストレスによる自律神経の乱れから、さまざまな肌トラブルを招いてしまいます。
ストレスによる肌荒れ対策
◎湯船にゆっくり浸かる
湯船にゆっくり浸かって血行を良くしましょう。入浴剤やアロマを使ってゆっくり入れば、身体も心もリラックスできます。
◎たっぷり保湿をする
入浴の後は、すぐに化粧水とクリームでやさしくしっかり保湿をします。足りないと感じた場合は、追いクリームを行い、寝ている間のお肌の乾燥対策をしましょう。
◎しっかり眠る
ストレスがあると眠れないこともありますが、そんな時はストレッチや瞑想、気持ちを落ち着かせるアロマ(ラベンダーやベルガモット)などで心身の緊張をほぐして、副交感神経を優位にするようなリラクゼーションを取り入れてみましょう。
◎胃腸を休める
食べ過ぎや栄養の偏りは、便秘を招きお肌を荒れさせてしまいます。まずは食事から食事の間を4時間以上空けて消化器官を休ませることから始めます。胃腸を休めている間は、水分が不足しがちのため水分補給を心がけましょう。
肌荒れに効果的な食べ物
◎食物繊維
食物繊維には水溶性と不溶性があり、それぞれ違った働きをします。そのため両方をバランスよく接種することが必要です。
・水溶性食物繊維 海藻やこんにゃく等
・玄米、豆類など
◎ビタミンA
乱れてしまったターンオーバーを正常化する働きがあります。
・卵、緑黄野菜など
◎ビタミンB群
美肌に欠かせない栄養素のビタミンB群、ホルモンバランスも整えてくれるので積極的に摂りたい栄養素です。
・納豆、乳製品、卵など
コスメコンシェルジュ
飯野あゆみ
今まで1000名以上のお客様にアドバイスしてきた実績をもとに、多くのスキンケア商品を企画・開発。美容部員、エステティシャン、スポーツインストラクターなどの経験をもつ、お客様の美容と健康に向き合うスペシャリスト。趣味は空手、スノーボード、釣り、読書。