2019.07.24

ニキビ跡に効果的なスキンケアとは

ニキビを悪化させた結果、出来てしまうニキビ跡ですが、ニキビ跡は目立つ上に跡を目立たなくさせるために時間がかかるため悩ましいですよね。
ニキビ跡はやっかいなものですが、クレンジング方法やお肌に最適な化粧品選びをするなどスキンケアを見直すことで、ニキビ跡の改善につとめましょう。

ニキビ跡に効果的なスキンケア方法とは

ニキビ跡に効果的なアプローチは、生活習慣の改善、食事の見直し、睡眠の改善等々ありますが、ここではスキンケア方法について見ていきましょう。
ニキビ跡に効果的なスキンケア方法を解説します。

クレンジングを選び

1点目は最適なクレンジング選びです。
お肌に色素が沈着してしまった状態のニキビ跡は、ターンオーバーが正常であれば、少しずつお肌から排出され色素沈着は薄くなっていきます。しかし、このターンオーバーが何らかの原因で遅くなってしまうと、色素が沈着してしまい、シミのようなニキビ跡になります。
こうしたニキビ跡には、ターンオーバーを促進させる成分が配合されたクレンジングを選ぶと良いでしょう。
また、赤みの残るニキビ跡には、炎症を抑える成分の入ったクレンジングを選ぶと良いでしょう。
ここでは成分というよりも、お肌に優しいクレンジング選びを説明します。
メイクをしている人なら誰でも毎日行うのがクレンジング。このクレンジングでお肌を傷つけてしまっては、健康なお肌をつくることはできません。
では、どのようなクレンジング剤がお肌に良いのでしょうか?
クレンジングには下記のようにさまざまな形状があります。
・オイルタイプクレンジング
・ジェルタイプクレンジング
・乳液タイプクレンジング
・クリームタイプクレンジング
・シートタイプ
お肌のターンオーバーを正常化させるためには、お肌に優しいクレンジングを選ぶ必要があります。
オイルクレンジングは、お肌に刺激が強いためおすすめできません。また、シートタイプもお肌をこすって使うため、お肌に摩擦を与えお肌を痛めてしまいます。
クレンジング選びを間違えると、お肌の乾燥を招き、ターンオーバーの乱れにつながります。ターンオーバーが乱れれば、当然、ニキビ跡の改善も遅くなってしまいます。クレンジングはニキビケアの基本。お肌に優しく、刺激の少ないクレンジングを選びましょう。

洗顔方法を見直す

2点目は洗顔方法を見直すことです。
ニキビ跡は、お肌に炎症や傷跡が残った状態なので、丁寧に優しく取り扱わなければなりません。
まずは正しい洗顔方法を実践し、肌コンディションを悪化させないとともに、洗顔後のスキンケア効果が最大となるお肌の基礎を作りましょう。
優しく負担が少ない洗顔をするためには、泡洗顔がおすすめです。
泡が汚れや過剰な皮脂を包み込んでくれるため、お肌を強くこすり、摩擦を与えることもありません。しっかり泡を立て、泡だけで丁寧に洗います。
丁寧に優しく洗顔した後、すすぎ残しがないように洗い流し、柔らかいタオルで軽く抑えるように顔の水分を拭き取ります。
あくまでもお肌に刺激を与えないようにしましょう。
洗顔料も必要な皮脂を取りすぎない洗浄力の強すぎないものを選ぶと良いでしょう。ひとつの目安は、洗顔後のお肌の状態です。洗顔後、お肌がつっぱるようならその洗顔料はお肌に合っていません。洗顔後もお肌がしっとりと潤っているような洗顔料を選ぶようにしましょう。

正しく化粧水をつける

3点目は正しく化粧水をつけることです。
ニキビ跡に化粧水を使う際は、コットンではなく手を使いましょう。
手のひらを使うことは、コットンを使うよりもお肌に負担をかけず、効率的に美容成分を浸透させることができます。
化粧水をつけるタイミングは、洗顔後すぐに行います。
洗顔後のお肌は非常にデリケートな状態です。汚れと一緒にお肌の潤いも失われた状態で、お肌の水分が蒸散してしまうため、水分をすばやく補給する必要があるのです。
そのため、化粧水は洗顔後できるだけ早くつけるようにしましょう。
化粧水は、たっぷりの量を手のひらに出し、両手のひらで顔を包み込むようにじんわり温めるように、優しく化粧水を押し込むようにハンドプレスします。一度ではなく、お肌がしっとりするまで何度か重ねつけをすると良いでしょう。
洗顔後や入浴後、化粧水をすぐにつけられるように、洗面所や脱衣所に化粧水を用意しておくと良いでしょう。

お肌を守るクリームをつける

4点目はお肌を守るクリームをつけることです。
化粧水後は、保湿クリームでフタをします。
洗顔後はお肌の水分が一番蒸散しやすい時。十分に化粧水で保湿した後は、クリームか乳液でフタをして、水分の蒸散を防ぎます。化粧水だけでは保湿は不完全で、保湿を持続させるためには、クリームや乳液で膜を張ることが必要です。
ニキビ跡を治すには、この保湿を徹底することが一番重要です。
保湿を行うことにより、お肌の新陳代謝であるターンオーバーが正常化され、決まったサイクルでお肌が生まれ変わるため、赤みや色素沈着などのニキビ跡に効果的とされています。
クリーム選びはそれぞれの肌質を考慮して選びましょう。まずは自分のお肌との相性を確かめることが大切です。
脂性肌は、油分の少ないジェルタイプを、乾燥肌には、保湿力の高いものを選ぶと良いでしょう。部分的に肌質が違う混合肌は、少々面倒ですが、脂性肌部分はさっぱりタイプ、乾燥肌部分はしっとりタイプと分けて塗ると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
ニキビ跡の改善には、日々のスキンケアが大変重要になります。
いつも使うものだからこそ、正しく使い、正しく選びたいものです。
スキンケア方法に少しだけ気を使うだけで、お肌は見違えるほど変わってきますので、試してみてください。

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