2019.08.23

黄ニキビの原因や治し方とは

ニキビと一言でいっても、そこにはさまざまな状態がありますよね。白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビと進行していってしまうと、炎症が毛穴の周りや毛穴の外側まで広がった黄ニキビになってしまいます。

黄ニキビはその色や大きさなどもあり、とても目立ってしまうため、どうしても人目が気になってしまいますよね。

今回はそんな黄ニキビに悩む方のために、その原因や治し方について解説していきます。

黄ニキビの原因

黄ニキビというのは、アクネ菌が繁殖し、炎症を起こした状態である赤ニキビがさらに悪化して化膿し、黄色い膿が溜まってしまっている状態です。

赤ニキビが進行してできるため、いきなりできるものではありません。赤ニキビが進むと、アクネ菌の増殖を抑えようと白血球の一種が集まり、その残骸が膿となってしまったものなのです。

ニキビが悪化した状態でもあるため、痛みやかゆみを伴うこともあります。またこの段階になると、治ってもニキビ跡として残ってしまう可能性が高まります。

黄ニキビの改善方法

改善方法1:洗顔・保湿を徹底する

黄ニキビはお肌の奥深くまで炎症が進んでしまっている状態であることが多いため、無理に潰して膿を出そうとしてしまうことは危険です。毛穴の形が壊れ、クレーター型のニキビ跡になってしまったり、色素沈着が起きてしまったりする可能性があります。

そのため黄ニキビは、触らずに炎症を抑えるということが大切です。そのためには洗顔と保湿によってお肌本来が持っている回復力を高めることも必要になります。

正しい洗顔でお肌を清潔な状態に保ち、化粧水で保湿をし、乳液やクリームで潤いを維持することで、バリア機能や回復機能の向上が期待できます。

敏感肌の方の場合は一般的な洗顔料では刺激が強すぎるため、お肌に優しいタイプのものを選び、優しく洗顔をしましょう。

改善方法2:睡眠時間の見直し

洗顔やスキンケアによる外側からのケアも重要ですが、それとは別に内側からのケアもニキビ肌を改善する上では必須です。

ニキビができたり黄ニキビまで悪化したりするのは、スキンケアの間違いだけでなく、生活習慣の乱れや睡眠の質の悪さが原因になっている可能性が高いのです。

特に睡眠時間は直ちに整える必要があるでしょう。体内の老廃物の処理やお肌のターンオーバーは、寝ている時間に促進されます。そのため、睡眠不足や質の悪い睡眠では、お肌がいつまでも再生されず、ダメージを受けたお肌が修復しません。

特に、眠りはじめの90分という時間帯は最も修復機能が活発になる時間帯です。この時間に深い眠りが取れるように、リラックスした状態で眠りにつくことが望ましいです。

改善方法3:食生活を整える

睡眠とともに黄ニキビができる大きな要因となっているのが、不摂生な食生活です。脂っぽい食事が多かったりするとお肌へ悪影響を及ぼしてしまいます。

栄養バランスの整った食生活を心がけ、特にビタミン系の成分が入った食材はすすんで摂るようにしましょう。皮脂の過剰分泌を抑え、ニキビの炎症を抑えてくれるビタミンCや脂質の代謝を促して皮脂の過剰な分泌を抑えるビタミンB群などを多く摂取できるような食生活を実践することが望ましいです。

ニキビ予防効果のある化粧水

ニキビの予防に効果のある医薬部外品の化粧水「リプロスキン」。浸透*力に特に優れた保湿力の高い化粧水です。

その高い浸透*力はお肌の角質層のすみずみまで届き、ニキビの予防にとても効果的です。黄ニキビができてしまうと、お肌へのダメージも深刻なので、ニキビ予防がとても重要になります。

ニキビ予防に効果的な有効成分グリチルリチン酸ジカリウムが配合されており、また、独自の浸透*技術によってお肌を保湿し整えることができるため、日々のスキンケアにもおすすめです。

*角質層まで

黄ニキビの予防方法

黄ニキビは、急にできるわけでありません。白ニキビや黒ニキビから赤ニキビに悪化し、赤ニキビが進行して化膿しているものです。そのため黄ニキビになる前の段階で正しいケアができれば黄ニキビを予防することができます。

基本的な予防方法は他のニキビと同じで、まずは生活環境を整えましょう。主には食生活と睡眠において見直すことが大切です。十分な睡眠時間とバランスの整った食生活を意識して生活することをおすすめします。

また、正しい洗顔と保湿も心がけましょう。黄ニキビは炎症が進んでいる状態であり、ここでしっかりスキンケアをしなければ後々ニキビが治ってもニキビ跡が残ってしまう可能性があります。洗顔と保湿を正しい方法で行い、お肌の清潔と保湿を維持するニキビケアをこころがけましょう。

まとめ

黄ニキビは炎症が毛穴の周りや毛穴の外側まで広がり、化膿して黄色い膿を溜めている状態です。

見た目にも目立ってしまい、人目につくのが多少恥ずかしく感じられてしまうかもしれませんが、この段階で正しいケアができなければニキビ跡ができる原因になってしまうため、慎重に対処するようにしましょう。

この記事を書いたのは
スキンケアアドバイザー
内山星子
スキンケアアドバイザー<br>内山星子

元エステティシャンの知識と経験を活かし、お肌のお悩みにきめ細かくおこたえする美容のプロ。趣味はアウトドア。

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